客先常駐がやばいと言う話を聞いて不安に思っていませんか?
客先常駐系でヤバい会社があることは事実ですが、一部のみです。
とは言え、客先常駐の実態を知らずにどこでも良いのでIT転職したいと思っていると結局、ブラック企業に転職することになりかねません。
本記事では客先常駐がやばいと言われる理由とともに、やばい客先常駐を避けて転職するためのコツについて説明します。
未経験からのIT転職を検討されている方は本記事を最後まで読んでください。
客先常駐がやばい・地獄かどうかは会社次第
やばい・地獄と言われる場合の客先常駐はSESと言われる契約形態で働くことを指すことがほとんどです。本記事では客先常駐=SESとして解説します。
※言葉の意味は「客先常駐・SES・技術者派遣・受託開発・自社開発の意味」で説明
ブラックな客先常駐(SES)がやばい・地獄と言われる主な原因は以下の通りです。
- エンジニア採用のはずなのに、全く別職種で働かされる
- 未経験者なのに一人で現場に放り込まれる
- 昔は経歴偽装、偽装請負が横行していた
SESはホワイトからブラック企業まで様々です。中でもブラック企業はひどすぎ、その噂が広まっています。
しかし、SESはピンキリでホワイト企業もたくさんあります。
ネットでは自社開発は天国、客先常駐(SES)は地獄の様に言われてますが、筆者が知る範囲ではそうとも言えません。結局、自社開発では企業規模や収益性が高いかどうか、客先常駐(SES)は常駐先の企業次第です。と言っても、自社開発は中堅中小企業がほとんどなので、大体、キツイ職場が多いと思った方が良いでしょう。
なお、客先常駐(SES)は活躍次第で引き抜きが良くあります。
客先常駐(SES)の良しあしは所属する会社次第と言うのが結論です。
客先常駐がやばい・地獄と言われる6つの理由
客先常駐がやばい・地獄と言われる6つの理由について説明します。
収入が低く、上がらない
客先常駐(SES)の常駐単価は上限が80万円程度でそれ以上は上がりにくいです。SES企業から見ると売上の上限が決まっていて収入を増やすと利益が減るため、上げにくいと言う構造にあります。
ただし、めったにないものの、気前の良いSES企業は利益を減らしてでも収入を増やしてくれます。結局、企業選びが大切だと言えます。
スキルが身につかない、経験が積めない
ブラックな客先常駐(SES)では、ITエンジニアとは全く関係ない企業に派遣され、スキルも経験も積めません。
介護に派遣させたと言う口コミを取り上げましたが、その他にもスマホ販売など、同じような話はいくらでもあります。
これも客先常駐(SES)だからダメと言うよりは、ブラックな客先常駐(SES)がダメと言う話です。
評価がいい加減
これは客先常駐全般に共通して言える話です。
自分の普段の仕事ぶりを全く知らない所属企業の上司と年に1~2回面談して、色々と成果をアピールしても結果を見ると、「普通」と言う評価だったり…。
一方、常駐先企業からクレームが入ると、すぐに評価に「悪い」と言う形で反映されたり…。
そう言ったことは良くあります。
キチンとした企業は評価前に常駐先企業にヒアリング・アンケートしてくれるケースもありますが、常駐先から面倒くさがられるので、なかなか、難しいようです。
やばい会社に常駐させられる
これを案件ガチャなどと言って、ガチャガチャのように当たり外れがあります。これも客先常駐の負の側面と言って良いでしょう。
やばいにも以下の様に色々な種類があります。
- 残業時間が長すぎる
- 常駐先の担当者が過剰に偉そう、セクハラ・パワハラが横行
- 人間関係が悪い
- 常駐先のルールが面倒
常駐先が大手企業の場合、残業時間はコントロールされていますが、それ以外の点は企業規模を問いません。
一人常駐がつらい
客先常駐(SES)の場合、未経験者を採用して一人で現場に放り込むことがあります。これはやられた方はたまったものではありません。
SESの営業が口八丁手八丁で常駐先企業に売り込んでいるので、一人で放置されることもしばしばです。
これも客先常駐(SES)の場合、良くある話です。
炎上プロジェクトに放り込まれる
客先常駐で一番の恐怖は炎上プロジェクトに放り込まれることでしょう。
特に巨大な炎上プロジェクトに放り込まれると、自分一人の努力では絶対に状況は改善しません。
筆者も新人時代に炎上プロジェクトに放り込まれ、月に(総労働時間ではなく)残業450時間でまさに地獄でした。
最近は大手企業の場合、労働時間管理がしっかりしているので長時間労働は起きにくいです。
しかし、炎上プロジェクトは人間関係もギスギスしており、精神衛生上、良くありません。
客先常駐・SES・技術者派遣・受託開発・自社開発の意味
IT業界の未経験者には分かりづらいと思われる以下の用語について解説します。
- 客先常駐
- SES
- 技術者派遣
- 受託開発
- 自社開発
まず、客先常駐とそれ以外で分けて説明します。
SES=技術者派遣と考えてOKです。契約形態の違いはあるのですが、働き方は同じです。
受託開発は企業の顧客から依頼された案件を開発する企業でSIerとも呼ばれ、自社開発は自社サービス・製品を開発する企業でWeb系とも呼ばれます。
最後に客先常駐ですが、以下の2通りがあります。
- SES=技術者派遣が顧客先で働くこと
- 受託開発を顧客先で常駐して行うこと
本記事で取り上げてのは、SES=技術者派遣が顧客先で働く方の客先常駐です。
受託開発を顧客先で行うのはやばいことはありません。
IT業界に客先常駐しかないと思えるほど多い理由
IT業界で一番多いのが客先常駐(SES)です。
これは常駐先企業にとって客先常駐(SES)が便利な存在だからです。
企業のIT系タスクは多い時もあれば、少ない時もあります。IT系の仕事が多い時に合わせて人を採用すると、少ない時に人を余らせてしまいます。
日本には厳しい解雇規制があるため、簡単にリストラすることもできません。
そのため、常駐先企業は必要最低限のIT系人材を採用し、必要に応じて客先常駐(SES)で人を補充するわけです。
こう言った事情で、IT業界が今後も客先常駐(SES)ばかりと言う状況は変わらないでしょう。
やばい客先常駐を回避する転職先の選び方
やばい客先常駐を回避する転職先の選び方を紹介します。
受託開発や自社開発の企業を選ぶ
一番、簡単な方法は受託開発や自社開発の企業を選ぶことです。
しかし、未経験からの転職は簡単ではありません。
未経験から受託開発や自社開発に転職するには、ITスキルをキチンと示すためにプログラマーなら高品質なポートフォリオ、インフラエンジニアならIT系資格を持っていると良いでしょう。
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ホワイトな客先常駐系企業を選ぶ
転職が難しいと言われる受託開発や自社開発の企業から内定が出る自信がない…と言う場合は、ホワイトな客先常駐(SES)への転職をおすすめします。
ホワイトな客先常駐(SES)を選ぶためには、良質な転職エージェントに登録することをおすすめします。
ホワイトなSESの見極め方は簡単で以下の通りです。
- 年収300万円あるか?
- 資格支援があるかどうか
- 平均在籍年数が10年以上かどうか
年収が極端に安い会社は大体、ブラックです。社員を育てる意識があれば、資格支援制度があります。また、ブラックでなければ、平均在籍年数が10年を超えています。
こう言ったホワイトなSESを選んでおけば間違いありません。
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まとめ
やばい・地獄と言われる客先常駐の正体は、過去およびブラックなSESのことでした。
客先常駐全てが悪いわけではありません。
また、SESと良く比較される受託開発や自社開発について転職準備における違いをまとめておきます。
転職難易度 | 転職準備 | |
---|---|---|
SES | 簡単 | 一定のITスキル習得 転職エージェントに登録 |
受託開発や自社開発 | 難関 | ポートフォリオ作成や資格習得 3社程度の転職エージェントに登録 |
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