「ニートを脱却して仕事したい!」
「仕事したことないニートだけど、プログラマーになれる?」
「どうやったらニートからプログラマーになれるの?」
こう言った疑問にお答えします。
ニートから手に職が付くプログラマーに転職することはできます。
しかし、注意点も色々とあります。
ニートを脱却してプログラマーに就職したい人は本記事を最後まで読んでください。
なお、未経験からのエンジニア転職志望者が増えていることを気にしている人は「未経験エンジニアが増えすぎ?転職できる?将来性は?」をご覧ください。
そもそも、ニートからプログラマーになれるのか?
ニートからプログラマーになれるのかを不安に思う人も多いと思います。不安になる気持ちは分かりますが、ニートからプログラマーに転職することはできます!
その最大の理由はIT業界は極度の人手不足だからです。
経済産業省の調査によると、2020年時点で30万人のITエンジニアが不足していましたが、2030年時点では最大で79万人が不足すると言う調査結果をまとめています。
実際にIT業界では未経験からの転職が非常に多いです。
そのため、ニート・フリーターからでもIT業界への転職は十分にかないます。そうは言っても誰でも良いわけではないので、プログラミングスクールなどでしっかりとスキルアップする必要があります。
ニートから社会復帰するのにプログラマーがおすすめな理由5つ
ニートから社会復帰するのにプログラマーをおすすめする理由は以下の5つです。
それぞれの理由について以下、ひとつひとつ説明します。
IT業界は人手不足で未経験から転職しやすい職種なので
エンジニアは未経験者歓迎の求人が多い職種です。
その理由は人手不足に尽きます。
以下は求人倍率のグラフです。
求人倍率とは、「転職希望者一人当たりの求人数」のことなので、この数字が大きいほど、転職者はたくさんの求人から企業を選ぶことができます。逆に言うと、企業は採用が難しいのです。
IT・通信の求人倍率(一番上の緑の折れ線)は他業種よりも圧倒的に大きいことが分かります。
つまり、IT・通信業種は、他業種よりも転職希望者は転職しやすく、企業の採用は難しいのです。
そのため、企業は未経験者を積極的に採用するわけです。
手に職を付けられるので
手に職を付けられるプログラマーは将来性もあり、安心です。逆に手に職を付けられない仕事に就くと将来的には無くなる可能性すらあります。
ただし、手に職とはスキルを意味しており、身に付けるには相応の努力は求められます。
未経験からの転職後にスキルや経験を積めば収入アップが可能なので
IT系職種はスキルアップして経験を積めば、評価され、収入アップできます。頑張り次第で何歳からでも挽回可能なのです。
そう言う意味でニート社会復帰を目指すにはピッタリな職種だと言えます。
スキルアップして経験を積めば、収入アップするのは当たり前だと思う人もいるでしょう。しかし、他の職種では仮に未経験から転職できても十分な経験を積めず、雑用ばかりと言うことも珍しくありません。
学歴が無くても頑張り次第で報われる職種なので
学歴がなければスキルアップや年収アップのチャンスすらない職種は世の中には多いものです。
その点でプログラマーは人出不足と言うこともあり、チャンスがたくさん、転がっています。スキルアップを果たし、実績を積めば、いくらでも収入アップできます。
IT系職種以外では学歴や経歴が問われるのが普通です。そのため、ある意味、狙い目の職種です。
将来性のある職種なので
プログラマーは最も将来性のある仕事だと言えます。
詳しくは上記記事で説明していますが、ITによって様々な仕事が合理化されています。逆に言うとIT業界は様々な仕事を合理化する側なので安泰だと言えるわけです。
ニートからプログラマーになる上での注意点4つ
ニートからプログラマーになる上での注意点は以下の4つです。
それぞれのポイントについて以下、一つずつ、説明します。
人手不足で就職しやすいと言っても誰でも良いわけではない
プログラマーが同じ仕事をこなすのに必要な時間は人によって全く異なります。ある人が10分で終える仕事を他の人が10時間掛かっても終えないと言うことも珍しくありません。
そのため、会社は未経験者の中でも少しでも可能性を感じるスキルのある人を採用したいと考えます。
いくら人手不足と言っても誰でも良いわけではないのです。
身に付けたスキルレベルで就職先のレベルが変わる
人手不足でも会社は少しでもスキルのある人を求めていることを説明しました。そのため、結局、身につけたスキルレベルに応じて就職先のレベルも決まってきます。
より良い条件の会社に就職したいならば、よりスキルを身につけるしかありません。
フリーランス希望だとしても、まずはプログラマーとして修行を積んだ方が良い
会社員ではなく、最初からフリーランスとして働きたいと言う希望を持つ人もいると思います。
最初からフリーランスになるのは相当に難しいので、会社員としてスキルアップを果たしてからでも遅くありません。
フリーランスとして一定の収入を得るにはスキルに加えて、顧客を獲得するための営業スキルも必要になります。技術スキルの習得と同時並行で営業スキルを身に付けるのは至難の業です。
まずは会社員になって技術スキル習得に励みましょう。
30代になると厳しさが増すので、より一層のスキル習得が必要になる
30代ニートからプログラマー転職を希望している人も多いと思います。
35歳くらいまでは可能ですが、それよりも上の年齢になると厳しいのが現実です。
また、同じ年齢なら若い人が採用されるため、30代未経験ニートからプログラマー転職したい場合、20代で転職するよりも、より一層、スキル習得する必要があります。
30代ニート転職がしたい場合、20代よりも、より多くの努力が求められます。
»【実体験】転職で50社、100社と落ちたあとに3社内定!成功のポイントとは?
ニートからプログラマー就職のための3ステップ
ニートからプログラマー就職に必要なのは以下の3ステップです。
それぞれのステップについて、一つずつ説明します。
スキルを身に付ける
未経験者とは言え、まずはITスキルを身に付ける必要があります。
全く、何も知らない状態でプログラマーのような専門職についても、仕事についていけません。仕事に付いていけなければ辛くなり、退職と言うことになりかねません。
一定のスキル習得は必要です。
ポートフォリオを作る
身に付けたスキルを証明するためのポートフォリオ(試作品)を作って、転職の面接時にアピールする必要があります。
ポートフォリオは凝ったものを作る必要はありませんが、他の誰かのコピーと分かるようなものだと評価されないため、気をつける必要があります。
» ポートフォリオ制作に強い、おすすめプログラミングスクール – 未経験者が転職できる!
転職サイトや転職エージェントに登録する
ITスキルを身に付け、ポートフォリオ(試作品)を作ったら、会社探しのために転職サイトや転職エージェントに登録しましょう。
プログラミングスクールでキャリア相談できるところも多いですが、転職サイトや転職エージェントの方がたくさんの求人を抱えています。
様々な求人を見比べると自分にぴったりの会社が見つかる可能性も高くなります。
挫折せずに最短でスキルを身に付けるにプログラミングスクールをおすすめする5つの理由
プログラミング学習の挫折率は9割を超えると言われています。プログラミング学習にはプログラミングスクールがおすすめである理由5つを紹介します。
それぞれの理由について以下、説明します。
独学の挫折率は9割なので、挫折しづらい方法を選んだ方が良い
独学で学ぶと教材費が数千円掛かる程度です。しかし、9割程度の人は挫折すると言われています。
独学にチャレンジして無理なら他の方法に切り替えることもできます。
しかし、ほとんどの人は時間がもったいないので最初から独学を選ばずに挫折しずらい方法を選んだ方が良いのです。
プログラミングスクールは未経験者教育のエキスパート
挫折しづらい方法とは、費用は掛かるものの、プログラミングスクールに通うことです。
独学は全て自分で行う必要がありますが、プログラミングスクールは学習の手助けもしてくれますし、スクールによっては就活活動を手伝ってくれます。
利用できるものは全て利用した方が良いのです。
未経験者転職について様々なアドバイスが得られる
プログラミングスクールは未経験転職の注意点を熟知しています。なぜなら、未経験転職のエキスパートだからです。
一般的な転職エージェントは未経験転職に特化しているわけではありません。そのため、未経験転職のコツについてはプログラミングスクールに聞いてみることをおすすめします。
現役エンジニアから様々なアドバイスを得られる
未経験転職する場合に、現役エンジニアから様々なアドバイスを得られる機会があるのは貴重です。何事も経験者に聞けば一瞬で解決することでも自分で調べると時間が掛かったり、誤った情報を掴まされることが多々あるからです。
技術的なことはもちろん、IT業界での働き方、キャリアアップの方法など、気になることを多岐にわたって知ることができます。
学習仲間と切磋琢磨できる
独学で挫折する最も大きな理由は学習が孤独だからです。
例えるなら、中学校・高校でキツイ部活の練習にも仲間がいれば耐えられるのと同じです。プログラミングも初学者にとっては難解なので何度も挫折しそうになりながら、仲間がいると支え合って学習を継続させることができるのです。
プログラミング学習で独学とスクール通学の最大の違いは仲間がいるかどうかと言っても過言ではなく、仲間がいると挫折する可能性が大きく下がります。
ニートにおすすめのプログラミングスクール6校
ニートからITエンジニアに転職するのにおすすめのプログラミングスクール6校を紹介します。
筆者なら無料と言うこともあり、プログラマーならプログラマカレッジ
プログラマーはシステム開発、ネットワークエンジニアはネットワーク設計を行います。
ネットワークエンジニアの方が、分かりづらいと思いますが、転職しやすいのはネットワークエンジニアの方です。給料も同程度です。
もし、プログラマーにこだわりがなければ、ネットワークエンジニアも検討してみてはいかがでしょうか?
迷うならプログラマカレッジ
未経験のエンジニア転職におすすめのプログラミングスクール4校を紹介します。いずれも無料の説明会を実施ているので是非、参加して情報収集して下さい。
プログラマカレッジ
【公式】https://programmercollege.jp/
20代で正社員経験1年以上あれば無料で利用でき、Java(メイン)/PHPを2~5ヶ月掛けて学習する。転職サポートも充実。
iOSアカデミア
【公式】https://ios-academia.com/lp/
35歳以下なら受講でき、iPhoneアプリ(iOS)エンジニアになれる。iOSエンジニアは自社開発(Web系)・受託開発(SIer)よりも競争率が低く、高年収を目指せる。
DMM WEBCAMP COMMIT専門技術コース
【公式】https://web-camp.io/commit/lp/
20代が受講でき、Rubyを4ヶ月掛けて学習する。転職・就職に失敗すると返金あり。経済産業省認定講座でカリキュラムは高品質、就職・転職率は98%。
RUNTEQ
【公式】
卒業時点35歳未満が条件、Web系(自社開発)希望者には特におすすめ。Web系開発企業内定率は驚異の98%。9ヶ月1,000時間のハードな学習で高度な卒業制作ポートフォリオを開発できるスキルを習得可能。
転職サイトや転職エージェントを使って良い求人に出会おう!
リクルートの調査によると、転職活動の成功者は平均3.4の転職エージェントに登録していました。
おすすめの転職エージェントのおすすめ3点セットは以下の通りです。
1位:doda
【公式】https://doda.jp/
筆者の3年に渡る転職活動を支えてくれた面倒見の良い業界No2の転職エージェント
2位:リクルートエージェント
【公式】
業界最大級の非公開求人数(27万件弱)を誇る業界No1の転職エージェント
3位:ワークポート
【公式】https://www.workport.co.jp/
未経験者のITエンジニア転職支援に強い代表的な転職エージェント