「プログラミングが全然、楽しくない」
「プログラミングが楽しいと言う人もいるし、 自分には向いてないのかな? 」
このような悩みにお答えします。
プログラミングが楽しくないから向いていないことにはなりません。
筆者自身もプログラミングを楽しんだことはありませんが、スキルを向上させ、キャリアアップしてきました。
本記事では以下について説明します。
- プログラミングが楽しくない理由
- プログラミングが楽しくない場合の対処方法
初学者にとってプログラミングが楽しくないのは当たり前
プログラミングが楽しいと言うエンジニアはいます。一方、プログラミングが楽しくないと言うエンジニアも大勢います。筆者もプログラミングが楽しいと思ったことはありません。
プログラミングが楽しくない人はプログラマに向いていない訳ではありません。
プログラミングはシステム開発と言う目的を実現するための手段です。目的に疑問を感じるなら問題ですが、手段が退屈と言うのは何の問題でもありません。
プログラミングが楽しいと思えないとしても何も不安に感じる必要はありません。
プログラミングが楽しくない理由
初学者にとってプログラミングが楽しくなくても何の問題もないことを説明してきました。
ここではプログラミングが楽しくない理由について説明します。主なポイントは以下5点です。
- プログラミング言語の選択を誤っているので
- 分からなかったことを解決していないなので
- 基本的な文法習得ばかり行っているので
- 自分の書いたプログラムが正しいのか分からないので
- 独学が孤独なので
プログラミング言語の選択を誤っているので
初めての学習の場合、プログラミング言語の選択も大切です。例えば、難易度の高いC言語を選択すると高確率で挫折して、楽しくないでしょう。
参考>> 未経験からWeb系エンジニアになるなら学ぶべきプログラミング言語7つを徹底解説
筆者は初めて学習したのがC言語で楽しくなかったし、大苦戦しました
プログラミング言語を学ぶ目的によりますが、未経験からの転職を目指すならJava/PHP/Ruby/Pythonあたりが良いと思います。
分からなかったことを解決していないなので
プログラミング独学で分からないことがドンドン出てくると楽しくありません。
テキストを何周も学習して理解できれば良いのですが理解できないと挫折することになります。
分からないことはネット上で探すなり、分かる人に質問するなりして、一つ一つ解決することが大切です。独学のコツについては「プログラミング独学できるのか?無理なのか?挫折のポイントとは?」で詳しく説明しています。
基本的な文法習得ばかり行っているので
テキストを最初から順に勉強していると楽しくないし、普通は嫌になります。
プログラミングの醍醐味は、自分のコードが動作することになるので、簡単なコードを実際に動作させてみることをおすすめします。簡単なプログラムでも最初はエラーがたくさん出ると思いますし、苦労すると思いますが、意図したように動作すると楽しいものです。
自分の書いたプログラムが正しいのか分からないので
動くププログラムが書けても自分の書き方が正しいのか不安だと楽しくありません。
多くの初心者が独学で書くプログラムには何かしら、適切ではない部分があります。
本当は自分の書いたプログラムを一定のスキルの人にレビューして貰うのが早道です。独学だとレビューしてくれる人は見つからないでしょうが・・。
また、不適切なプログラムの書き方を続けていると伸び悩みがちです。
独学が孤独なので
独学は孤独で楽しくありません。
プログラミングは地味で孤独な作業であり、良く行き詰まります。一緒に学ぶ仲間がいると、愚痴を言い合ったり、教えあったりして楽しいと思えるものです。
プログラミングが楽しくないときの対処法
プログラミングが楽しくて楽しくて・・・と言う人は多くないと思いますが、楽しくないと言う人はどうすれば良いでしょうか。
嫌々やっていると挫折してしまう可能性も高くなります。
挫折せずにプログラミングを習得するためのポイントを3点に絞ってお伝えします。
- プログラミングを楽しめるようにする
- 独学だと挫折しがちだし、楽しめない
- プログラミングスクールで仲間とプログラミングの学習過程を楽しもう
プログラミングを楽しめるようにする
プログラミング自体が楽しくなくてもプログラミング習得する過程を楽しくすることがポイントになります。
プログラミングの習得過程を楽しむためのポイントは以下の3点です。
- 分からなかったことが分かるようになる
- 学習仲間と教えあったり、共感しあったりする
- 作りたいものを作れたときに達成感を感じる
分からなかったことが分かるようになる
プログラミングが楽しくない人には以下のようなタイプが多いです。
- そもそも、良く分からない
- 分からないことを分からないままにしている
- 分からないことを分かるようになった経験がほとんどない
こう言う状態だとプログラミングが退屈で挫折する可能性が高くなります。
分かっている人に教わってでも分からないことをそのままにしないことが大切です。
学習仲間と教えあったり、共感しあったりする
プログラミングを一人で勉強していると孤独ですし、退屈になってしまいがちです。
そんなときに、お互いの分からないことを教えあったり、愚痴を言い合ったりする学習仲間がいるとモチベーション維持に大いに役立ちます。
一緒に頑張る学習仲間を見つけてみましょう。
作りたいものを作れたときに達成感を感じる
プログラミングの学習では実際に何かしらのシステムを作ってみることが大切です。システムを作ることでテキストで学んだことが理解できます。
最初にシステムを作るときは相当に苦労すると思いますが、キチンと動作するシステムを作ったら達成感は大きなものです。
独学だと挫折しがちだし、楽しめない
プログラミングの習得過程を楽しむためのポイントは以下の3点だと説明しました。
- 分からなかったことが分かるようになる
- 学習仲間と教えあったり、共感しあったりする
- 作りたいものを作れたときに達成感を感じる
3点に共通して言えることは独学だと難しいと言うことです。独学の挫折率は9割を超えるのも上記のようにプログラミングの習得過程を楽しめていないためです。
プログラミングスクールで仲間とプログラミングの学習過程を楽しもう
プログラミングの習得過程を楽しみ、確実に使えるようになるには、費用は掛かりますが、プログラミングスクールに通うことをおススメします。
プログラミングスクールはどこも高額ですが、スキルを身に付けて転職に成功したら、直ぐに元は取れます。
多くのプログラミングスクールがある中で、最もおススメなのはDMM WEBCAMP
おススメポイントは以下の通りです。
- 経済産業省認定講座なのでカリキュラムは高品質
- 厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度を活用することで、本来、910,800円の講座を 385,880円で受講可能
- 転職保証(転職・就職に失敗すると返金される)あり
- 就職・転職率は98%
DMM WEBCAMP
プログラミングが楽しくないと感じる人とは
プログラミングが楽しくないと感じるタイプは大きく以下の3通りです。
- 問題を解決できない人
- 質問をうまくできない人
- 独学で学習している人
それぞれのタイプについて一つずつ、説明します。
問題を解決できない人
分からないことが分かる過程は楽しいものですが、分からないままだと当然、楽しいわけがありません。
独学しているなら自分で解決するか、掲示板などで質問して解決するしかありません。
自力解決できないならプログラミングスクールに通った方が良いでしょう。
質問をうまくできない人
プログラミングに限らず、IT系の仕事では自力解決できないケースがどうしても出てきます。
そう言った場合、質問力が問われます。
この質問を上手にするにもコツがあるため、うまく質問できない場合はやり方を教わることで飛躍的に上達します。
独学で学習している人
プログラミングに限った話ではありませんが、独学は愚痴を言い合ったり、できるようになったことを自慢し合ったりできる仲間がいないため、味気なく、楽しくないと感じてしまう人もいます。
勉強会に参加してみるのも良いですし、SNSで仲間を見つけるのも良いですし、プログラミングスクールに通ってみるのも良いでしょう。
未経験のエンジニア転職におすすめのプログラミングスクール4校を紹介します。いずれも無料の説明会を実施ているので是非、参加して情報収集して下さい。
プログラマカレッジ
【公式】https://programmercollege.jp/
20代で正社員経験1年以上あれば無料で利用でき、Java(メイン)/PHPを2~5ヶ月掛けて学習する。転職サポートも充実。
iOSアカデミア
【公式】https://ios-academia.com/lp/
35歳以下なら受講でき、iPhoneアプリ(iOS)エンジニアになれる。iOSエンジニアは自社開発(Web系)・受託開発(SIer)よりも競争率が低く、高年収を目指せる。
DMM WEBCAMP COMMIT専門技術コース
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20代が受講でき、Rubyを4ヶ月掛けて学習する。転職・就職に失敗すると返金あり。経済産業省認定講座でカリキュラムは高品質、就職・転職率は98%。
RUNTEQ
【公式】
卒業時点35歳未満が条件、Web系(自社開発)希望者には特におすすめ。Web系開発企業内定率は驚異の98%。9ヶ月1,000時間のハードな学習で高度な卒業制作ポートフォリオを開発できるスキルを習得可能。
プログラミングの楽しさとは
プログラミングの楽しさは主に以下の2つだと思います。
- 自分が作ったものが思ったように動くこと
- 分からなかったことが分かるようになること
それぞれの内容について一つずつ、説明します。
自分が作ったものが思ったように動くこと
初めてプログラミングを行う人の場合、作ったものが動く感動が楽しさの源になると思います。
筆者が最初に作ったのは確か、年月日を入れると曜日を出力するプログラムでしたが、苦労して完成した際には感動しました。
作ったものが動くことに感動するのは多分、作るのに苦労するからだです。苦労が報われると楽しいと感じるものだと思います。
分からなかったことが分かるようになること
プログラミングに限った話ではありませんが、やはり、分からないことが分かるようになると楽しさ・喜びを感じるものです。
それはプログラミング過程で生じた不具合の解消かもしれませんし、使い方の分からなかった構文の使い方が分かるようになると言うことかもしれません。
いずれにせよ、疑問が解決していく過程はある種の快感を伴うものです。
仕事で行うプログラミングの醍醐味
筆者はプログラミング自体が楽しいと感じたことはほとんどありませんが、自分の開発したソフトウェアが顧客の役に立ち、感謝され、所属する会社から評価されることに最大の楽しさを感じました。