「未経験からエンジニア転職するのは厳しいから、やめておけ」
こんな話をネット上では見かけます。
実際にはやめた方が良い人と、転職を成功させる人がいます。
本記事では未経験エンジニアが厳しいと言われる理由・対処法、やめた方が良い人、エンジニア転職を成功させる方法について説明します。
»【6ステップで解説】未経験からエンジニア転職へのロードマップ
» IT未経験で転職に失敗する8つの原因と成功に必要な2つの準備
なお、未経験からのIT転職には転職エージェント・プログラミングスクールの上手な活用も大切になります。
未経験エンジニアは厳しいと言われる5つの理由と対処法
エンジニアに限らず、未経験転職すると最初のうちは、厳しいものです。
厳しいと言われる理由の中で、特にエンジニア特有のものを5つ紹介します。
以下、それぞれの理由と対処法について説明します。
自分の仕事が遅く、残業が多くなりがち
様々な仕事の中でも、恐らく、エンジニアの仕事はできる人とそうでない人の差が最も大きく出る職種だと思います。
できるエンジニアが10分で終わる仕事を、できないエンジニアは1週間掛けても終わらないことも珍しくありません。
未経験から転職すると経験者よりも同じ仕事に、より多くの時間が掛かります。結果的に残業時間が多くなりがちです。
きついと感じると思いますが、誰もが通る道であり、踏ん張りどころです。
納期に追われる
エンジニアの仕事には必ず納期があります。未経験から転職した場合、この納期に間に合わせるのが大変で常に追われるような生活になりがちです。
この状況だと、きついですよね!?
仕事のスピードが上がれば、納期に対するプレッシャーは和らぎます。また、納期に間に合わせる段取り力が上がると、最小限度の残業でこなせるようになるものです。
この辺りも場数がものを言うため、最初の3年くらいは頑張ってエンジニアとしての仕事力を磨く必要があります。
職場によっては先輩に質問しづらい
未経験者はどんどん、職場の先輩に質問した方が実力が伸びます。しかし、先輩のキャラや忙しさによっては質問がしづらいこともあります。
自分で調べる力は大切です。しかし、調べてもすぐには分からないことは聞くと一瞬で解決できることも多いので聞いた方が良いのです。
先輩に質問できないと仕事の効率がなかなか上がらないので、きついと感じるのは当然です。
先輩が無愛想だったり、忙しすぎて聞きづらい。
そう言った場合でも、筆者は嫌がられても質問します。困っているので助けて欲しいと言う姿勢が伝われば、無愛想な人でも案外助けてくれるものです。
この辺りは場数かもしれません。かわいげや素直さを見せると効果的です。頭の片隅にでもとどめておいて下さい。
トラブル対応がきつい
エンジニア特有の仕事の一つがトラブル対応です。マニュアルや事前に確認した手順通りに行っているのに正常動作しないことは多々あります。
未経験者から転職した人は、かなり戸惑うでしょう。
開発現場では、経験を積ませるために未経験エンジニアに比較的簡単なトラブル対応を依頼します。
未経験エンジニアにとっては、きついでしょう。
ただし、これも場数です。経験を積めば、勘所が分かり、対応速度は上がります。と言っても、ハマるものも多いので、短期解決できるものとハマるものを見極める目を鍛えることが最初のうちは大切でしょう。
業務外に自己学習が必要
IT系は辞めるまで自己学習を欠かせません。
筆者は40代でこれまで多くの経験を積んできましたが、一日に30分くらいは新技術などの研究に費やしています。未経験から転職した人は一日数時間は勉強した方が、その後のキャリアに役立つでしょう。
こんな話を聞いて、きついと思う人は多いと思います。
筆者だってきついです。そんなときは学習して楽しい分野を開拓できると良いかもしれません。
いずれにせよ、ITエンジニアは辞めるまで勉強を欠かせません。
エンジニアは厳しいと感じる人の特徴
エンジニアは将来性や年収などメリットは多いですが、きついと感じる人はいます。
主な特徴は以下3点です。
それぞれの特徴について順に説明します。
自分の仕事のやり方を改善し続けられない人
エンジニアの仕事は人によって同じ仕事にかかる時間が数十倍、変わることもあります。
未経験から転職すると、経験者よりも仕事に時間が掛かります。エンジニアとして評価されるためには、仕事の効率を上げ続けなければなりません。
こう言った努力を惜しむ人にとってエンジニアはきついでしょうし、やめておいた方が良いでしょう。
大変だと感じるかもしれませんが、慣れてくると仕事時間は短くなり、評価は上がり、いいこと尽くめです。
また、業務改善は顧客向けの重要なサービスの一つなので、自分の仕事で慣れておくと良いでしょう。
分からないことを分からないままにする人
ベテランエンジニアでも知らないことは多々あります。エンジニアとして20年以上働いている筆者も毎日知らないことに出会います。
その際、分からないことを一つ一つ調べて理解していくことが大切です。
分からないことに出くわしても、まっいいか、と調べない人はエンジニアをやめた方が良いでしょう。
自己学習をしたくない人
未経験から転職した場合、業務だけでは知識不足になります。そのため、業務時間外の自己学習が必要です。
プライベートに自己学習したくない人は、エンジニアをやめた方が良いでしょう。
なお、自己学習の時間は徐々に短くできます。3年程度学習して基礎が身に付いたら不明点を調べる程度でも問題ありません。
未経験からエンジニア転職をおすすめする5つの理由
未経験からエンジニア転職して、きついと言われる理由やエンジニアに向いていない人について説明してきました。
それでも未経験からエンジニア転職することはおすすめです。その理由を5つ紹介します。
以下、一つ一つ説明していきます。
IT職種には将来性がある
最も将来性のない仕事とは、無くなってしまう仕事です。
仕事が無くなる理由には、需要が無くなるケースもありますが、それ以上にITで合理化されて不要になることの方が多いのです。
ITで他職種を合理化するわけですから、ネタが尽きるまではIT職種の将来性は抜群です。
そして数十年単位でネタが尽きることはありません。なぜなら、まだまだ合理化し切れていない分野が多数残っているためです。
エンジニアになれば、手に職を付けられる
手に職を付ける、とは言い換えるとスキルを身に付けると言うことです。
エンジニアは様々な技術スキルを身に付けることで成立する職業です。つまり、エンジニアで頑張れば、手に職を付けることができます。
手に職を付けると転職も簡単です。
エンジニアは全般的に腰が重い人が多いのでスキルを身に付けて転職を試みれば、引く手あまたになります。
平均年収が他業界よりも高い
DODAによると、IT/通信は他の業種と比較して平均年収が高いことが分かります。
平均年収が高いにも関わらず、未経験から飛び込めるのがIT業界の魅力の一つです。
なお、IT/通信業界全体は430万円程度ですが、企業規模や職種によっては年収はもっと高くなります。
» IT業界を構成する5つの業界比較
未経験からでも頑張り次第でステップアップできる
IT業界は成長・拡大し続けているため、常に人手不足。
そのため、スキルを身に付ければ、前職等を問わず、評価され、ステップアップできます。
ステップアップすると、給与水準は上がり、面白い仕事を任されるようになります。
実力を付ければフリーランスになることもできる
フリーランス希望の人にとってもエンジニアはおすすめです。様々な職種の中で、フリーランスとして活躍している人が最も多いのはエンジニアだと思います。
情報処理推進機構(IPA)の調査によると、フリーランスエンジニアは6万人程度で増加傾向にあります。
常に人手不足なので、フリーランスエンジニアの需要が伸び続けているのは当然でしょう。
未経験からエンジニア転職する方法
未経験からエンジニア転職する際のポイント4点について説明します。
それぞれのポイントについて説明します。
25歳以上はITスキルを身に付けよう
ITスキルが全くなくても中途採用されるのは、24歳までの一流大学を卒業した人のみです。ポテンシャル採用と言われる新卒採用同等の採用です。
しかし、そう言った条件に該当しない人はITスキルを身に付けなければなりません。
なお、条件に該当する人は「求人探しは転職サイトや転職エージェントに登録しよう」を参考に転職活動を行ってください。
» 未経験者がITエンジニア転職を有利にするための資格とは?
全くの未経験者の独学は時間の無駄
プログラミング言語は一つ覚えると、他の言語は比較的、スムーズに覚えることができます。
しかし、一つ目のプログラミング言語を使いこなせるのは大変で、ほとんどの人が挫折します。
未経験で就職して会社でプログラミングを学んだ人の中には、独学で十分と言う人もいます。しかし、IT系企業への新卒入社後に仕事で学んだ人を除き、完全に独学でプログラミングをマスターする人は多くいません。
そのため、独学によるプログラミング学習は絶対におすすめできません。
» プログラミング独学できるのか?無理なのか?挫折のポイントとは?
全くの未経験者にはプログラミングスクールがおすすめ
未経験者がスキル習得するのに独学は無謀であることを説明しました。
全くの未経験者にはプログラミングスクールがおすすめです。
テキストに沿って学び、不明点を質問でき、自分でプログラミングコードを書いてエラーが出たら質問でき、仲間と励まし合える環境は独学とは全く違います。
未経験からプログラミングスキルを身に付けるにはプログラミングスクールに通うしかありません。
求人探しは転職サイトや転職エージェントに登録しよう
プログラミングスクールでも求人を紹介されます。しかし、プログラミングスクールはプログラミングを教えるのが本業で、求人紹介はおまけにすぎません。
求人探しには転職サイトや転職エージェントに登録した方が確実に良い求人に出会えます。
求人探しで最も大切なことはたくさんの求人に触れることです。多くの求人に触れるとその中に確実に自分に合った良い求人があります。
未経験のエンジニア転職におすすめのプログラミングスクール4校
未経験のエンジニア転職におすすめのプログラミングスクール4校を紹介します。いずれも無料の説明会を実施ているので是非、参加して情報収集して下さい。
プログラマカレッジ
【公式】https://programmercollege.jp/
20代で正社員経験1年以上あれば無料で利用でき、Java(メイン)/PHPを2~5ヶ月掛けて学習する。転職サポートも充実。
iOSアカデミア
【公式】https://ios-academia.com/lp/
35歳以下なら受講でき、iPhoneアプリ(iOS)エンジニアになれる。iOSエンジニアは自社開発(Web系)・受託開発(SIer)よりも競争率が低く、高年収を目指せる。
DMM WEBCAMP COMMIT専門技術コース
【公式】https://web-camp.io/commit/lp/
20代が受講でき、Rubyを4ヶ月掛けて学習する。転職・就職に失敗すると返金あり。経済産業省認定講座でカリキュラムは高品質、就職・転職率は98%。
RUNTEQ
【公式】https://runteq.jp/
卒業時点35歳未満が条件、Web系(自社開発)希望者には特におすすめ。Web系開発企業内定率は驚異の98%。9ヶ月1,000時間のハードな学習で高度な卒業制作ポートフォリオを開発できるスキルを習得可能。
未経験からのエンジニア転職を成功させるポイント4つ
未経験からのエンジニア転職を成功させるポイントは以下の4つです。
順に説明します。
行動・行動・行動!
エンジニアに限った話ではありませんが、新しいことを成功させるには行動力が最も大切です。
本記事を含めたネット上の情報で満足せずに、実際にプログラミングスクールや転職サイト・エージェントに話を聞きに行ってみることをおすすめします。
今ならオンライン対応してくれます。また、プログラミングスクールは話を聞くだけなら無料ですし、転職サイト・エージェントは無料で利用できます。
この手間を惜しむかどうかで新しい人生を歩めるかどうかが変わってきます。
スキルを身に付ける
一流大学を卒後した24歳くらいまでなら、スキルが無くてもポテンシャル採用である程度の企業に就職できます。
ネット上で言われているスキルがなくても転職できるとは、限られた条件をクリアした人のみの話です。通常は一定のスキルが無ければ未経験から転職することはできません。
スキルを身に付けるにはプログラミングスクール通学をおすすめします。
未経験のエンジニア転職におすすめのプログラミングスクール4校を紹介します。いずれも無料の説明会を実施ているので是非、参加して情報収集して下さい。
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20代で正社員経験1年以上あれば無料で利用でき、Java(メイン)/PHPを2~5ヶ月掛けて学習する。転職サポートも充実。
iOSアカデミア
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35歳以下なら受講でき、iPhoneアプリ(iOS)エンジニアになれる。iOSエンジニアは自社開発(Web系)・受託開発(SIer)よりも競争率が低く、高年収を目指せる。
DMM WEBCAMP COMMIT専門技術コース
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20代が受講でき、Rubyを4ヶ月掛けて学習する。転職・就職に失敗すると返金あり。経済産業省認定講座でカリキュラムは高品質、就職・転職率は98%。
RUNTEQ
【公式】https://runteq.jp/
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身に付けたスキルを証明するための試作品(ポートフォリオ)を作る
転職の面接で身に付けたスキルを証明するには試作品(以下、ポートフォリオ)を見せるのが効果的です。
システム開発を行うSIerやSES、またはWEB系(自社開発)のどちらを希望するかによってポートフォリオの内容は変わってきます。
» 【事例あり】IT転職で経験者にポートフォリオは必須ではないが、未経験者には必須
SIerやSESを希望する場合
SIerやSESを希望する場合はCRUDと言われる以下4つの機能を持ったシステムだと評価されやすいでしょう。CRUDとは、Create/Read/Update/Deleteの頭文字から取ったものです。
» SIerはオワコン?やめとけ?将来性がない?おすすめの理由を解説
- Create:登録機能
- Read:参照機能
- Update:変更機能
- Delete:削除機能
会員管理システムなどではCRUDの全てが必要になるので良いでしょう。
- Create:登録機能⇒会員の登録
- Read:参照機能⇒会員情報の参照
- Update:変更機能⇒会員情報の変更
- Delete:削除機能⇒会員情報の削除
WEB系(自社開発)を希望する場合
WEB系(自社開発)を希望する場合もCRUDを含むものが良いですが、それに加えて何かしらのアイディアが必要になります。
サービスのアイディアも評価対象になるのです。
例えば、プログラミング学習を始めたばかりの初心者のつまづくポイントと解消方法を登録できる口コミサイトなどです。プログラミング学習を始めたばかりの人しか作れず、確実に需要があります。
こう言ったアイディアもWEB系(自社開発)を希望する場合には評価対象になります。
転職サイト・エージェントで良い求人を見つけて応募する
リクルートの調査によると、転職活動の成功者は平均3.4の転職エージェントに登録していました。
おすすめの転職エージェントのおすすめ3点セットは以下の通りです。
1位:doda
【公式】https://doda.jp/
筆者の3年に渡る転職活動を支えてくれた面倒見の良い業界No2の転職エージェント
2位:リクルートエージェント
【公式】https://www.r-agent.com/
業界最大級の非公開求人数(27万件弱)を誇る業界No1の転職エージェント
3位:ワークポート
【公式】https://www.workport.co.jp/
未経験者のITエンジニア転職支援に強い代表的な転職エージェント
未経験からエンジニア転職後にやった方が良いこと
未経験からエンジニア転職した後にやった方が良いのは以下3点です。
以下、それぞれの内容について説明します。
学習を継続する
プログラミングスクールなどで学習して無事、転職できたとしても、そこからがスタートです。
当然、IT系業務に求められるスキルレベルに到達するには少なくとも2~3年は学習を継続する必要があるでしょう。
そうやってスキルアップすれば、スキルに応じた仕事が割り当てられるようになり、ステップアップができます。
頼れる先輩を作る
実際の業務ではたくさんのトラブルに見舞われることになります。そのときにすぐに相談できる先輩がいるかどうかで仕事のはかどり方は全く変わってきます。
会社によってはそう言う相談役をメンターとして準備してくれるケースもありますが、そうでなくても自分で先輩に働きかけて相談できる関係性を築きましょう。
仲の良い同僚を作る
転職者は同期もおらず、孤立しがちです。そのため、仲の良い同僚を作ることをおすすめします。
会社の裏話なども孤立していては入ってきません。何よりも何かあった際に愚痴を言える存在は大切なものです。
まとめ
未経験からエンジニア転職したら、最初はきついでしょう。しかし、努力で乗り越えられる程度のきつさです。
もし、未経験からエンジニア転職することに興味があるならすぐに行動しましょう。
プログラミングスクールの説明を聞き、転職サイトや転職エージェントに登録しましょう。プログラミングスクールで説明を聞くのも、転職サイトや転職エージェントを利用するのも無料です。
こう言った行動が人生を大きく変えていきます。
後回しにせず、行動しましょう。